どうもこんにちは!パーソナルトレーナーのぼるぼっくす(@volvox_plankton)です!
「もっと体を大きくしてカッコよくなりたい!」「筋肉をつけて見返したい人がいる!」とは思っても、なかなか筋トレの成果出すのって難しいですよね。

僕も昔はトレーニング成果を出せなかったので、頑張っても頑張っても思っているように筋肉がついていかない辛さ、よくわかります。
筋トレで体を大きくしていくには3つのポイントを押さえて鍛えていく必要があるのです。
- 適切な食事
- 体を大きくするトレーニングをすること
- メニューをしっかり構築すること
本記事では『1ヶ月で8kg体を大きくした方法を初心者の方向けに解説』していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 筋トレには体を大きくするトレーニング方法があるということ(筋トレの基礎知識)
- 体を大きくする食事方法の仕方(栄養の計算方法)
- 体を大きくするのに適した実際の筋トレ
- 体が大きくならないときに見直すべきポイント
体を大きくする前と後のビフォーアフター

増量前 | 増量後 | |
体重 | 72.4kg | 80.2kg(+7.8kg) |
体脂肪 | 13.2kg | 14.5kg(+1.3kg) |
筋肉量 | 56.1kg | 62.3kg(+6.2kg) |
僕はトレーニングに2年程度のブランクがあるので、いわゆるマッスルメモリー的なのが働いています。
過去に体を鍛えていた経験があれば、衰えてしまった分の筋肉はすぐに元に戻る現象のこと。
マッスルメモリーにより加速的に筋肉量が伸びていますが『筋トレ初心者の方でも同じくらいのスピードで体重を増やすことが可能』です。

僕のパーソナル受けてくれてた人は1ヶ月で5kgの増量に成功しました♪
体感的に変わったところ
- ここ最近着てた服がサイズが合わなくなった
- 体育会系のブランドの服が似合いやすくなった
- 走ったり階段を上るのが辛くなった
- 寒さに強くなり、暑さに弱くなった
- ガラスにガタイ良さそうな人が反射していると思ったら自分だった
- 服着るのがマジで大変
体は大きくなっているはずですが、毎日鏡で見てたのであんまり自分の目では変化分からなかったですね。笑
他の人に言われたこと
- めっちゃ大きくなったね~~~~!
- 怖い
- クマさんみたい
- 腕がお母さんの太ももより太い…お母さんそれやだァ
全体的に女性受けは悪くなり男性受けが良くなりました。でもトレーニングの成果が出ていることがよく分かったので、とても気持ちが良かったですね\(^o^)/

【筋トレの基本】体を大きくするにはどうしたらいいの?
筋トレは適当にやって効果が出るような単純なものではありません。『体を大きくするなら体を大きくするトレーニングをする必要』があります。
- しっかりとした食事を摂るようにする
- 1セットあたり8~12回で限界がくる重量でトレーニングをして、60秒休憩を挟む
- BIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)を重点的に鍛える
- 速筋が多い場所を追い打ちして鍛える
- 筋分解(カタボリック)するスピードに負けないようにする
上記の5つが大きなポイントとなります。すべて説明しているとそれだけで長い記事になってしまうので、今回は記事を分けました。
何か一つでも分からないことがあったらまずは『体を大きくする上で知っておきたい筋トレの基礎知識』を熟読していただけたらと思います。

体を大きくする食事を実践してみよう!
『筋トレ…ぶっちゃけ筋トレそのものよりも食事のほうが大事』です。だって筋肉大きくしようとしたって材料なかったら大きくできないですからね。
食事の仕方は下記の通りです。
- 自分自身の1日の消費カロリーを知る
- 1日の摂取目標カロリーを計算する
- 摂取目標カロリーの内訳を考える
- 実際に食事してみる
かなり大切なところなので深堀していきますね。
自分自身の1日の消費カロリーを知る
『筋肉が発達するときというのは基本的に自分が1日に消費してしまうカロリー量を上回っているとき』です。その為、まず始めに自分自身の1日の消費カロリーを知る必要があります。

『TDEE計算機』は特に会員登録など必要なくそのまま無料で使用できるので、一度計算フォームに自分の数値を入れてみてください。
『今回は身長178cm体重62kg活動代謝量(TDEE)2500kcalとして解説』を進めていきます。
1日の摂取目標を計算する
『筋肉は1日に消費してしまうカロリーを上回った状態のときしか基本発達しないので、1日に消費してしまうカロリーに500kcal~750kcalほど上乗せ』していきます。
- 2500kcal + 500kcal = 3000kcal
今回は例として1日の消費カロリーが2500kcalとしているので、2500kcalに500kcalを足して3000kcalを目標摂取カロリーに設定します。
摂取目標カロリーの内訳を考える
3000kcalが1日の摂取目標カロリーと分かったら次にどんな栄養を摂って3000kcalを達成していくか考えていきます。オーソドックスなやり方は下記の通りです。
- タンパク質は体重×2g
- 脂質は体重×1g
- 目標カロリーの足りない分は炭水化物で補う
今回は身長178cmの体重62kgで目標摂取カロリーを3000kcalと設定しているので下記のように当てはめていきます。
- タンパク質:62kg × 2g = 124g
- 脂質:62kg × 1g =62g
この様にして1日の摂取タンパク質の量と脂質の量は計算することができました。次に炭水化物の量を計算したいのですが、その前に栄養の基礎知識が必要になります。
- タンパク質:1gあたり4kcal
- 脂質:1gあたり9kcal
- 炭水化物:1gあたり4kcal
これは三大栄養素(タンパク質/脂質/炭水化物)の1gあたりのカロリーを示したものです。これが分からないと1日の摂取カロリーがどの程度で残りどのくらい炭水化物を摂れば良いのか分かりません。
先ほどの計算で1日あたり124gのタンパク質と62gの脂質を摂ることが分かっているので、カロリーに換算していきます。
- タンパク質:124g × 4kcal = 496kcal
- 脂質:62g × 9kcal = 558kcal
- 合計カロリー:496kcal + 558kcal = 1054kcal
これでタンパク質と脂質の合計カロリー数が分かり炭水化物をどの程度摂れば良いのか分かりましたね。1日の摂取目標は3000kcalとしているので3000kcalからタンパク質と脂質の合計カロリー1054kcalを引けば良いのです。
- 3000kcal – 1054kcal = 1946kcal
炭水化物は1gあたり4kcalなので1946kcalから4kcalを割れば1日に摂取する炭水化物のg数を割り出すことができます。
- 1946kcal ÷ 4kcal = 486.5g
これで1日3000kcalの栄養を摂るとして具体的のどの様な栄養バランスで食事をすれば良いのか全て計算することができました。
実際に食事してみる
先ほどの計算をまとめると、1日の摂取目標は下記の通りになります。
- タンパク質:124g(496kcal)
- 脂質:62g(558kcal)
- 炭水化物:486.5g(1946kcal)
- 合計:3000kcal
1日3000kcal摂るとしてどんな栄養バランスで3000kcal摂取すればいいのか一目瞭然ですね。この様な感じで計算して食事管理していけば栄養面で大失敗することは殆どないでしょう。
栄養管理にはカロミルというアプリを使うと簡単にできます。
カロミル栄養グラフ カロミル栄養詳細
設定で先ほど計算した栄養値を入力すれば自動で食べたものをグラフ化して視覚的に管理できるようになるので凄く便利です。
『iPhone』でも『Android』でも使用できるので栄養管理難しそうって方はぜひ試してみてくださいね。課金しなくても普通に栄養管理に使えます。
体を大きくするのにおすすめの食べ物
体を大きくするための栄養計算の仕方はわかったけど…実際どんなものを食べたらいいんだろうと感じる方も多いと思います。
基本的には…
- タンパク質:鳥の胸肉やプロテインなど
- 脂質:卵など
- 炭水化物:ご飯やパスタなど
上記の通りに食べると数値通りに栄養調節しやすいかなと思います。僕は体を大きくするときも減量するときも基本的には鳥の胸肉と卵とご飯と野菜しか食べません。
『栄養バランスが整っているものを食べるより特化したものを食べてタンパク質や脂質、炭水化物を調節していくのが一番簡単』かと思います。

一応体を大きくするのに向いている食べ物をまとめた記事もあるので興味があれば見てみてください!

体を大きくするお弁当を販売しているサービスがある
食事考えたりするの面倒くさいなって方には『マッスルデリ』というフィットネス向けのお弁当を販売しているサービスを紹介しておきます。
ダイエット向けのお弁当は勿論バルクアップ(体を大きくする)向けのお弁当もあるので、ご飯考えるの面倒な方には『コンビニでお弁当買うのではなくマッスルデリからお弁当を買うようにすると栄養管理がだいぶ楽になる』と思います。
例えば体を大きくする向けのお弁当の栄養内容…

- エネルギー:550~750kcal
- タンパク質:55~65g
- 脂質:25g以下
- 糖質:65g以下
『カロリー数もタンパク質量もかなり多いので昼食だけでもマッスルデリのお弁当を食べて夜ご飯は炭水化物をメインにタンパク質豊富なものを食べればかなり簡単に1日の摂取目標はクリアできそう』です。(健康的にw)
公式サイトのリンク張っておきますので興味がある方はご覧ください。
今回体を大きくするのに使ったサプリメント
今回体を大きくするにあたって使ったサプリメントは下記の3つです。
- ウエイトゲイナー(摂取カロリーと摂取タンパク質アップ)
- BCAA(筋合成促進+筋肉分解抑制)
- カフェイン(トレーニング時の集中力強化)
僕はあまり食事が得意ではないので『ウエイトゲイナーで摂取カロリーとタンパク質を増やして、BCAAで筋肉がつきやすいように効率化』を図りました。

カフェイン飲むと集中力が爆上げされて、無我夢中でトレーニングできるので、トレーニング時には愛用しています♪
使用サプリメントの詳しい詳細は『【増量】体を大きくするのにおすすめのサプリメント厳選紹介!』をご覧ください。

体を大きくするのに適した筋トレの紹介

ここからは実際にメニューに取り入れたトレーニングを紹介していきます。

トレーニングを行う順番通りに書いていきますので、なるべくこの順番でやっていただけたら幸いです!
また鍛える部位によってはインターバルを挟まないトレーニングを行っていたりするので、可能な限り熟読してください!
大胸筋(胸)の筋トレ
胸の筋トレは…
- ベンチプレス(大胸筋中部)
- インクラインベンチプレス(上部)
- ケーブルクロスオーバー(下部)
- ダンベルフライ(内側)
上記4つをメインにやりました。
ベンチプレス(大胸筋中部)
- 仰向けになってベンチに寝る
- 胸を思い切り張る(限界まで)
- 足を踏ん張り胸を張った状態を維持する
- バーベルの握る位置は肩幅より1.3~1.5倍くらい
- バーベルをラックから外して、ゆっくり下げる
- 胸を張ったまま持ち上げられる位置まで持ち上げる
- 動作を繰り返す
『最初は重たい重量を持たずにフォームを覚える』ことから徹底して初めてください。
ベンチプレスは高重量が扱えるようになるトレーニングなので間違ったフォームを覚えてしまうと、あとでケガに繋がってしまう可能性が高いです。

インクラインベンチプレス(大胸筋上部)
- ベンチの角度は30~45度
- 仰向けになってベンチに寝る
- 胸を思い切り張る
- バーベルを握る位置は普通のベンチプレスより広め(肩幅より拳一つ分ずつくらい広め)
- バーベルを下す位置は鎖骨の3cmくらい下
- 動作を繰り返す
普通のベンチプレスのみだと、胸筋上部の厚みが作れません。
『インクラインベンチプレスを取り入れることで、動画の人のような鎖骨から盛り上がる胸筋を作ることが可能』です。
胸筋上部に厚みが増して、丸みのある大きな肩に繋がるようになると、それだけで『筋肉質なカッコいいからだに見えやすくなる』ので、胸筋上部の筋トレは必須ですね。
ケーブルクロスオーバー(大胸筋下部)
- ケーブルを高い位置にセットし、ケーブルの中心に立つ
- 片足を前に出し、胸を張るように胸筋を広げる
- 状態は少しだけ前景させる
- 肘を軽く曲げた状態のまま、お臍の前あたりまでケーブルを引っ張る
- 動作の繰り返し
動作のポイントは2つ。
1つ目は『胸筋がしっかり伸ばされている状態からスタートする』こと。2つ目は『フィニッシュ時にしっかり胸を寄せる』ことです。
『上手く胸寄せられているか分からないという方は、下記の動画の0:30』を見てみてください。きっと感覚が掴めるようになると思います。
僧帽筋(首回り)の筋トレ
首回りの筋トレは、シュラッグをメインに行いました。
シュラッグ(僧帽筋)
- ダンベルを両手に持つ
- 一度、肩を脱力させ、肩を低い位置まで下げる
- 肩を持ち上げる(腕に力入れる必要はない)
筋トレ初心者からすると首回りの筋肉を鍛える必要性あまり感じないかもしれません。しかし『首回りの筋肉は見た目に大きな影響』を与えます。

シュラッグを行うと『丁度、黒〇の筋肉が発達』します。
画像見ていただけると一目瞭然ですが『首回りがゴツくなるだけでだいぶイカツイ雰囲気』になっていますよね。
逆に僧帽筋が発達しないと、いつまでたっても華奢な感じから抜け出すことができません。
『僧帽筋は速筋要素も高く、鍛えれば鍛えるほど成果が出やすい部位で』もあるので、早いうちから鍛えていくと吉です。
三角筋(肩)の筋トレ
肩の筋トレは…
- アーノルドプレス(肩の前部~中部)
- サイドレイズ(中部)
- ライイングワンアームラテラルレイズ(後部)
上記3つをメインにやりました。ちょっと『コアな筋トレが混じっていますがサイドレイズ以外は難しくはない』ので大丈夫!
アーノルドプレス(肩前部~中部)
- ベンチの角度を90度くらいにセットする
- 手の甲を外側に向け、胸の位置でダンベルを持つ
- 真上に向かってダンベルを持ち上げる
- 動作の繰り返し
パーソナルで『この筋トレを教えているときに一番多かったのが、斜め上方にダンベルを持ち上げてしまうこと』でした。
鏡などで『自分の体を横から見て、しっかり真上に向かってダンベル持ち上げられているか確認』してみてくださいね。
サイドレイズ(肩中部)
- ダンベルをもって軽く胸を張り肩甲骨を寄せる
- 肩から肘が地面に対して水平になるように持ち上げる
- 戻すときはゆっくり
『サイドレイズは…数ある筋トレの中でも難易度高め』です。間違ったフォームになってる人、とても多く見かけますね。
『正しいフォームでサイドレイズができていると下記の画像のように肩から肘が地面に対して水平』になります。

間違ったフォームになると、画像よりももっと肘が低い位置になり、手首が高い位置にくるようになります。

鏡で自分を正面から見たとき『W』になっていると間違ったフォームの可能性大!
ライイングワンアームラテラルレイズ(肩後部)
- ベンチに横になる
- 真っすぐ上に向けてダンベルを持ち上げる
- 負荷が抜けきらないところまで戻す
- 動作の繰り返し
ライイングワナームラテラルレイズは『動きがシンプルなので初心者でもやりやすいトレーニング』です。
肩の筋トレやっても効いてるのか分かんないって方は、最初ライイングワンアームラテラルレイズから初めて感覚を掴むのも良いでしょう。

上腕二頭筋(力こぶ)の筋トレ
上腕二頭筋の筋トレは…
- バーベルカール
- ハンマーカール(前腕~上腕)
- スピネイトカール(上腕やや内側)
上記3つをメインにやりました。バーベルカールの強い負荷が気持ちがいいですね。
バーベルカール
- 肩幅程度にバーベルを握る
- 肘から先のみを動かすようにバーベルを持ち上げる
- ゆっくり負荷が抜けないところまで戻して動作を繰り返す
腕の筋トレには大事な約束事があります。それは『動作の最中に肘が前後にぶれないようにすること』です。
肘の位置を固定して『肘から先のみを動かすようにやると、腕の筋トレは効き目が4倍くらい効く』ようになります。
ハンマーカール(前腕~上腕)
- 肩幅程度にダンベルを握る
- 肘から先のみを動かす
- 動作の繰り返し
『ハンマーカールは腕橈骨筋という筋肉が鍛えられるトレーニング』です。あまり馴染みのない筋肉名かもしれないですね。
腕橈骨筋というのは力こぶとなる上腕二頭筋よりも深い位置にあります。その為『腕橈骨筋を大きくすると力こぶとなる上腕二頭筋を下から押し上げることができる』ようになるのです。
また前腕も同時に鍛えることができる為『上腕だけ太くて前腕だけ細いみたいなアンバランスな腕になるのを防ぐ』ことができます。
スピネイトカール(上腕内側)
- 肩幅程度にダンベルを握る
- 手首を外側に捻るようにしながらダンベルを持ち上げる
- 動作を繰り返す
二頭筋というのは手首を捻ることで、思いっきり力むことができます。
試せる状況であれば『肘をついた状態のままドアノブを回すように手首を回転』させてみてください。
『手首を外側に回すと力こぶが大きくなり、捻りを戻すと元に戻る』と思います。この手首の捻りを応用して行うのがスピネイトカールです。
ダンベルを持ち上げながらギュッと手首を捻じることで上腕の内側上部までしっかり鍛えられるようになります。
バーベルカール→ハンマーカール→スピネイトカールはインターバルなしで連続で行ってください。3つのトレーニングが終わったら60秒休憩を挟んでまた最初からやりなおします。

上腕三頭筋(上腕の裏側)の筋トレ
上腕三頭筋の筋トレは…
- ケーブルプッシュダウン
- リバースプッシュダウン
上記2つのトレーニングをメインに行いました。
『二頭筋(力こぶ)よりも三頭筋(裏側)のほうがだいぶ大きい』です。なので、腕を太くしたいのであれば三頭筋のトレーニングも全力で頑張る必要があります。
ケーブルプッシュダウン
- ケーブルにアタッチメントを取り付ける(動画のようなものでも、ロープでもOK!)
- 上半身を少しだけ前傾
- 肘をまげてアタッチメントを握る
- アタッチメントを真下に向かって引っ張る(腕がまっすぐ伸びるように)
- 動作の繰り返し
『三頭筋は腕を伸ばすときに使われる筋肉』なので、まっすぐ腕を伸ばそうとするほど効果が高まります。
また『三頭筋のトレーニングも腕の筋トレなので、肘の位置はきっちりと固定したい』ですね。肘が前後に揺れると余計なところにまで効いてしまいます。
リバースプッシュダウン
- ケーブルにアタッチメントを取り付ける(動画のような真っすぐなやつ)
- 上半身を少しだけ前傾
- 肘をまげてアタッチメントを握る
- アタッチメントを真下に向かって引っ張る(腕がまっすぐ伸びるように)
- 動作の繰り返し
動作は先ほどのプッシュダウンと似ていますが、リバースグリップで握ることで効く場所が変化します。
『通常のプッシュダウンは三頭筋の中間くらいに効き目がありますが、リバースプッシュダウンは三頭筋の上の方に効き目』が感じられます。
この2つを組み合わせることで腕の後ろを広範囲にわたって鍛えることができるというわけです。
背中回り~お尻の筋トレ
広背筋の筋トレは…
- シーテッドローイング(広背筋)
- ルーマニアンデッドリフト(腰とお尻と脚裏側)
上記2つをメインに行いました。難易度はちょっと高めです。
シーテッドローイング(広背筋)
- ケーブルマシンor専用のマシンに座りバーを握る
- 軽く胸を張り肘を占めてバーを自分の溝内あたりまで引っ張る
- 負荷が抜けきらないところまでゆっくり戻す
- 動作の繰り返し
シーテッドローイングは背中の面積を広げ『逆三角形な後ろ姿を作り出すトレーニング』です。
よくある間違いは腕の力で引っ張っちゃうことですね。ポイントは『肘を後ろに引くようにすること』です。
ルーマニアンデッドリフト(腰とお尻と脚裏側)
- 肩幅程度に足を開き、肩幅程度の広さでバーベルを握る
- 脚は軽く曲げる
- 猫背にならないように気を付けながら腰を軸に上体を倒していく
- 地面と水平となるくらい上体を倒したら元に戻る
- 動作の繰り返し
通常のデッドリフトは体の裏側(背中や脚の裏側)をメインに鍛えられます。それに対し『ルーマニアンデッドリフトはお尻や脚の裏側に集中的な刺激』が入ります。
体の裏側の筋肉全体に効かせたいのであれば通常のデッドリフトを、お尻や脚の裏側を集中的に鍛えたいのであればルーマニアンデッドリフトをするようにしましょう。
バーベルを下す最中、体からバーベルが離れてしまう方が多いので『脚を擦るように下ろすと腰痛防止にもなって良い』です。
脚の筋トレ
脚の筋トレは…
- スクワット(脚前側)
- レッグカール(脚裏側)
上記2つをメインに行いました。
脚の筋肉はかなり大きく重たいとった特徴があります。なるべく筋肉で体重を増やしたいって方は脚を頑張ると良いですね。
スクワット(脚前側)
- 肩でバーベルを担ぐ(High Bar)
- つま先はやや外側を向くようにする
- 絶対に猫背にならないように気をつける(反りすぎもNG)
- 膝を出しながら上体を落としていく
- お尻と脚が地面に対し平行くらいになったら、上体を戻していく
- 動作の繰り返し
スクワットを教わるときにつま先より膝が出ないようにと言われることが多々あります。
『つま先より膝を出さないやり方はLow Barスクワットというやり方で、オーソドックスなスクワット(High Bar)でやるとケガに繋がる可能性』があるので注意してください。
High Barでは脚の表側に、Low Barでは脚の裏側に刺激が入りやすくなります。
レッグカール(脚の裏側)
- シートを調整する(動画参考)
- 足幅はやや狭め、つま先が上を向くように
- 脚を曲げていく
- 動作の繰り返し
レッグカールを行う上での『ポイントは、とにかくしっかり脚を曲げきること』です。動画のトレーナーも言っていますよね。「お尻にかかとを近づける」と。
しっかり曲げきることで効き方がめちゃくちゃ違うので『必ず限界まで脚を曲げきる』ようにしてみてください。
どれくらいの頻度でトレーニングすればいいの?
トレーニング頻度は基本的には…
- 週5でトレーニング
- 週3でトレーニング
- 週2でトレーニング
のどれかになると思います。僕は週5でトレーニングしました。
週5でトレーニング
曜日毎のトレーニング部位は下記の通りです。
月曜日 | 休み |
火曜日 | 胸 |
水曜日 | 背中 |
木曜日 | 肩と首回り(僧帽筋) |
金曜日 | 脚と腹回り |
土曜日 | 腕回り |
日曜日 | 休み |
初心者はいきなり週5でトレーニングしなくても良いのではと思うかもしれませんが、僕は最初から週5でトレーニングした方が良いと考えています。
『筋肉は成長するしかないほどの負荷を与えたときに成長しますが、初心者の場合はまだどれくらい負荷を与えれば良いのかまだ分かりません。』
その状態で週2~週3のトレーニングを行うと、全体的に鍛えることになるので追い込みが足りないまま次のトレーニングに移ることになります。
しかし『週5でトレーニングできれば狙った部位のみ集中的にトレーニングできるので追い込みが足りないということも改善』できます。
その為、僕は週5で狙った部位のみを集中的にトレーニングする方が良いと思っています。
週3〜2でのトレーニングに関して
週3〜2のジムで鍛える部位に関しては『週1じゃだめ!おすすめのトレーニング頻度と鍛える部位』の記事にまとめました。
「週5でなんて通えないよ!」って方は下記の記事を見ていただけると参考になるのではないかなと思います。

体が大きくならないときに見直すべきポイント
- 食事量が少なすぎる、タンパク質摂取量が少なすぎる
- 筋肉が成長しなきゃいけないと感じるほどの負荷を与えられていない
- メンタルのストッパーに負けている
- 重量を上げることに重点を置きすぎていてフォームが悪い、可動域が狭い
特に1の『食事量が足りていないケースがかなり多い』です。詳しくは『いくら筋トレしても効果が出ない人の4つの共通点と解決方法』をご覧ください!

1ヶ月の筋トレで体重を8kg増やした方法のまとめ
- 自分自身の消費カロリーを計算して、消費カロリーを上回る状態を作りだす
- 高カロリー・高タンパクな食事を心がける
- 1日の摂取目標カロリーを満たした上でプロテインやサプリメントを飲まないとあまり意味がない
- BIG3をメインに限界まで追い込んでいく
- 大きくなるのは速筋なので速筋を重点的に鍛えていく必要がある
以上!1ヶ月の筋トレで体重を8kg増やした方法でした。とても長い記事となりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。