どうもこんにちは!犬と暮らす歴25年以上、現在コーギーと暮らしているぼるぼっくす(@volvox_plankton)です!
初めて子犬を迎える方にとってワクワクドキドキするのが散歩ではないでしょうか。
でも「散歩っていつからすればいいんだろう?」「どんなことに気を付ければいいんだろう?」「どれくらい散歩したらいいんだろう」と疑問や不安も多いはず。
本記事ではコーギーと散歩についてまるっと分かりやすく簡単に解説していきますね。
コーギーの散歩開始はワクチン接種3回目から

コーギーに限らず『犬の散歩ができるようになるのは混合ワクチン3回目以降』からです。
- 1回目:生後8週間以内
- 2回目:生後11週以降
- 3回目:生後14週以降
大体、生まれて間もなく1回目をブリーダーもしくはペットショップ側で行っているはずです。
以降1ヶ月毎に合計3回ワクチン接種するはずなので『生後3ヶ月(ワクチン接種が3回終わってから)が散歩デビューの目安』です。
3回目のワクチン以降、散歩デビューできますが免疫が安定するのには数日かかることがあります。3回目のワクチン接種後2日~3日は落ち着いて過ごしてからの散歩デビューをおすすめします。
コーギーの散歩で気を付けたいこと

次にコーギーの散歩をする上で注意したいことを実体験に基づいて解説していきます。
除草剤(危険度:★★★★★)
個人的に一番注意したいこと1位です。実は『うちで飼っていたミニチュアダックスの最期は除草剤が原因』でした。
散歩から帰ってきたあと何だかぐったりしており少しして玄関で立ち上がれないほどに。獣医さんに連絡を取ったのですが間に合わずそのまま死亡してしまいました。
『3月~4月、10月頃に草が不自然に萎れていたり、溶けるような感じで黄色くなっていたら注意』した方が良いです。
除草剤が撒かれているか撒かれていないかは一見分からないこともあるので草が生い茂っているところは近づかない方が良いですね。(ダニの危険性もありますし!)
除草剤は手足やお腹に付着していてそれを舐めることで体内に入ることもあります。散歩から戻ったら綺麗なタオルで手足やお腹を拭いてあげましょう。
拾い食い(危険度:★★★★★)
犬は本能的に拾い食いする習性を持っています。その為、散歩に出れば鼻を地面に近づけて何でも口に入れようとします。

うちの子は初めての散歩デビューのとき、庭に敷いてある小石をドッグフードと勘違いしたのか口に入れました…orz
『何が犬にとって致命的な毒になるかは分からないので散歩中の拾い食いは徹底してさせないようにしたい』です。
また植物なども除草剤や殺虫剤がついている可能性がありますし、植物そのものが毒を持っている可能性があるので噛んだり舐めたりしないようにしたいです。
無理に取り出そうとしないで!
散歩中なにかモグモグしてるとき早く取り出さなきゃと思うかもしれませんが『無理に口に手突っ込んで取り出すのはダメ絶対』です。
- 無理やり口をこじ開けられて自分の獲物を奪われる → 恐怖と怒りの感情が根付く
- 自分の獲物を奪われることに対する怒りや恐怖 → ガチで本気噛みされる可能性
特に危険なのは前者の方です。
『口を無理やり開けられて獲物を奪われるという体験をしたことから、口に手を近づけただけで噛むようになってしまう可能性』があります。

特にコーギーは頭が良いのでこの後何が起きるのかまで考えて先回りして行動してきます!
誤飲誤食の度に無理やり口を開けて取っていたら、ほぼ間違いなく口に手を近づけただけで先回りして噛んでくるようになってきます。
なるべく『ドッグフードやおやつを持ち歩いて、誤食をした場合には食べ物に誘導』し自ら口を開くように持っていってあげてください。
- 「ちょうだい」の躾けを散歩デビューまでにしておいて口に入れたものを飼い主に渡せるようにしておく
- リーダーウォークを習得しそもそも拾い食いをしないように徹底しておく
毒団子(危険度:★★★★★)
『毒団子というのは犬や猫にとって猛毒となる毒物(農薬など)を混ぜて作った毒の団子』です。稀に食べやすいようにベーコンやハムなどに撒いて置いてあることがあります。
「そんなのリアルにあるの?」と思う方も居るかもしれませんが、これが田舎だと結構あるんですよねぇ…。
野良猫や野良犬に農作物を荒らされないように置いてあるんだと思いますが、かなり強力な農薬が使われたりしてることがあるので『一口でも致命傷』になることがあります。
道端に肉類やお握りなど落ちてたら絶対に犬に食べさせないでください。
毒団子に限らず拾い食いは危険なので最初リーダーウォークを練習して習得できてから散歩でも良いと思います。

命あってこその散歩ですからね!
坂道や階段(危険度:★★★★☆)
『コーギーは短足胴長な犬種なので他の犬種に比べ足腰に負荷がかかりやすくヘルニアにかかりやすい犬種』と言われています。
足腰に大きな負荷を与えてしまうような坂道や階段はなるべく避けてあげましょう。
『どうしても階段を上り下りする必要がある場合には抱っこしてあげるのがベター』ですね。
正しい犬の抱っこの仕方…というものがありまして、正しい抱っこの仕方をしてあげないと抱っこ自体がヘルニア等の足腰の病気の原因となってしまうことがあります。
抱っこが容易なまだ小さな子犬の時期から正しい抱っこの仕方ができるように慣れさせてあげると良いですね。
リードをしっかり持ってあげて(危険度:★★★★★)
犬の引っ張る力は本当に凄いです。
さほど大きくないコーギーの子犬でもいきなり引っ張られたら、強引に持っていかれます。
また人間は突然の出来事に対し0.2秒してからでないと反応できないので気を抜いているとマジでリード手放してしまいます。
いきなり引っ張られても対応できるようにリードの輪っかに手を通してからリードを握るようにしましょう。
『手首に輪っかを引っかけて握り、さらにもう片方の手でもリードを握るとより安全にお散歩ができる』ようになります。

我が子を大切に思うなら歩きスマフォしながら散歩とか絶対しちゃダメですよ!
気を付けていても大きく転んだときにリードを手放してしまったりして愛犬に逃げられてしまうことがあります。その様なときでも冷静に呼び戻せるように常日頃から呼び戻しの訓練をしておきましょう。室内屋外問わず名前を呼んで来てくれたらご褒美をあげるようにして訓練していきます。
コーギーの散歩の時間の目安は朝と夕方30分~1時間ずつ

コーギーは他の犬種に比べるとかなり多くの運動量が必要と言われます。
どれくらい散歩したら良いのかは人によって意見が分かれますが私の体感だと…
- 最低:30分(2km)
- 理想:1時間(4km)
くらいかなと思います。
- 30分(2km):帰宅後一度寝るものの少しして起きて遊びの催促をしてくる
- 1時間(4km):帰宅後一度寝て落ち着いて次の日まで過ごしてくれる確率が高くなる
30分程度でも疲れて一度寝ちゃうので問題は無さそうですが、体力が若干余っている感じがするので理想は1時間ほどが良いでしょう。
1時間も散歩する時間がない場合は15分全力で遊んであげよう
朝と夕方に1時間も散歩するのは時間的にキツい…という方も結構多いと思います。
そういう時には一緒に遊んでストレス発散させてあげましょう。
コーギーは体力豊富で高い運動量が求められると言われますが、実際そんなに体力あるかって言うとそうでもない気がします。
『15分くらい追いかけっこして全力で走らせてあげると明らかに疲労して動きが遅くなってきますし、その後15分くらい歩いて帰宅すると超満足そう』な顔して眠りにつきます。
毎日朝と夕方1時間ずつも散歩できないという場合には、
- 朝30分(2km)散歩
- 夕方に15分全力で遊んであげる(走らせてあげる)
- クールダウンに15分歩く
といったやり方でも大丈夫そうです。これなら朝と夕方30分ずつなので少しは時間に余裕ができるはずです。

うちの子の場合は1時間歩くよりも15分走り回ってその後に15分歩いた方が満足度高そうです。(追いかけっこ催促してきますし…!)
雨の日の散歩はどうするの?

雨の日の散歩は基本2つのパターンかなーと思います。
- レインコートを着させて散歩に行く
- 散歩に行かないで家で遊んであげる
ちなみに『ペット保険のSBIのデータ』によると『74.1%の方は雨の日は散歩に行かない』そうです。
レインコートを着させて散歩に行く

今はAmazonなどのネットショップやリアルのペットショップで『犬用のレインコート』というのが販売されています。
犬の性格によっては散歩デビューすると徐々に室内ではトイレしなくなってしまうので、そういった子の場合にはレインコートを買って少しでも外に連れて行ってあげた方が良いですね。
散歩に行かないで家で遊んであげる
室内で十分ストレスを発散させてあげられるのであれば、雨の日は散歩に行かずに家で遊んであげるでも良いかなと思います。
体感的にですが、室内だと外に比べ運動量がどうしても落ちてしまうので『1時間くらい全力で遊び続けてあげないとストレスで吠えたり問題行動起』こしてしまうことが多い気がします。
雨の日が続く場合でも3日に1回は少し外の空気を吸わせてあげたり室内ドッグランというのが各地にあるのでそういった場所を利用してストレス発散させてあげると良いですね。
【まとめ】コーギーの散歩はいつから?注意点や時間はどのくらい?

本記事をまとめると下記のようになります。
- 散歩デビューは混合ワクチン3回目接種以降
- 理想は坂道や階段の少ない綺麗な(拾い食いの心配のない)道を歩く
- 散歩時間は30分~1時間くらいで全力で走れるような遊びをしてあげると満足度UP!
- 雨の日はレインコートを着て散歩もしくは室内で1時間程度しっかりと遊んであげる
散歩はとても楽しいものですがほんの少しの気のゆるみから愛犬を失うほどの大事故になることも十分ありえます。
『歩きスマフォなどせずにしっかりリードを握って危険なものが落ちていないかなど確認しながら安全に散歩していきたい』ですね。

リードやハーネス、首輪などの散歩アイテムが壊れかけていないかなども念のため散歩行く前に毎回確認した方が良いですよ!
気を付けていてもどこで『何が起きるか本当に分からないので、少しでも事故に繋がる可能性は減らしておきたい』です。
以上で本記事を終わりとさせて頂きますね。最後まで読んでくださりありがとうございました。