どうもこんにちは!パーソナルトレーナーのぼるぼっくす(@volvox_plankton)です!
最近、アジャスタブルダンベルとても流行っていますよね!でも「正直色々ありすぎて、どれを選べばいいのか分からない」と思っている方も多いと思います。
僕も宅トレ環境を作る為に購入しましたが、購入に至るまで…

どこのメーカーがいいんだろう。なんかすぐ壊れちゃいそうな気がする…。普通のダンベルの方がいいかな~
と、凄く悩みました。
結果的には買って本当に良かったです。やっぱり自宅でもトレーニングができるようになるって凄く便利だし金銭的にも時間的にも凄く効率が良い気がします。
本記事では僕自身がアジャスタブルダンベルを購入しようと思ったときに得た知識をもとに『最新のアジャスタブルダンベルまで徹底比較』していきます。
他のブログでは書かれていないような『見落としがちな注意点なども細かく解説』していきますので、是非アジャスタブルダンベル選びの参考にしてみてください!
アジャスタブルダンベルとは?

アジャスタブルというのは調整可能という意味で『重量変化させられるダンベル全般をアジャスタブルダンベル』と言います。
- スピンロック式
- パワーブロック式
- ダイヤル式
この3種類が現在アジャスタブルダンベルと言われているダンベルです。『今回メインで紹介していくのはダイヤル式』です。
各アジャスタブルダンベルのメリットとデメリット
ダイヤル式アジャスタブルダンベルの紹介に入る前に『スピンロック式』『パワーブロック式』『ダイヤル式』のメリットとデメリットを紹介していきます。

自分に合ってる最善のものを選んで頂きたいのでよかったらお付き合いください!
スピンロック式アジャスタブルダンベル
スピンロック式というのは『シャフト(写真だと画面中央付近にある鉄の棒)にプレートを付けて重量を調整できるダンベルのこと』をいいます。
結構メジャーなので、筋トレ初心者の方でも何となく見たことあるんじゃないかなと思います。
スピンロック式アジャスタブルダンベルのメリット
スピンロック式のメリットは大きく分けて2つあります。
- パワーブロック式やダイヤル式に比べると圧倒的に安く手に入る
- シンプルだからこそ安心して使いやすい
パワーブロック式、ダイヤル式と比較しての『一番大きなメリットは価格の安さ』にあります。
大体パワーブロック系やダイヤル式は30,000円~100,000円くらいするのに対し、スピンロックは『Amazonで6,000円くらいから販売』されています。
筋トレ始めたばかりで続くかも分からないし『とりあえず家で使える安いダンベルがあればいいって場合にはスピンロックがベストマッチ』でしょう。
シャフトにプレートを通してカラー(滑り止め)をセットするだけという、とてもシンプルな作りなので分かりやすいですし、
パワーブロック式やダイヤル式に比べると複雑な印象も受けないので『落としたら壊れちゃいそうという不安感がないのもスピンロックの強み』です。
スピンロック式アジャスタブルダンベルのデメリット
スピンロック式のデメリットは3つあります。
- シャフトにプレートを通すときの金属音が大きくて近所迷惑になることがある
- パワーブロック式やダイヤル式に比べると重量変更にかかる時間が長い
- オンザニーしずらい
スピンロック式で『よく問題になるのがシャフトにプレートを入れるときの金属音』です。
この『プレートとシャフトがスレる音が意外と大きくアパートやマンションでは夜間使いづらい』という話を友人に聞きました。

また、スピンロック式は重量を変える速度、アジャスタブルダンベルの中で一番遅いです!
パワーブロックはピンの抜き差しだけで重量変更が可能。ダイヤル式は専用の台に戻してダイヤルを回すだけで重量変更が可能です。
それに対しスピンロック式の場合は…
- カラー(プレートの滑り止め)を外す
- プレートを取り外す
- 目的のプレートを差し込む
- カラーを止める
といったステップを踏む必要があります。『重量変更に関してはアジャスタブルダンベルの中で一番時間がかかる上に手間がかかる』と言わざるおえません。
高重量のダンベル使うときに簡単にスタートポジションまで持っていくテクニックとしてオンザニーがありますが、スピンロック式の場合はこれが難しいです。
オンザニーはダンベルのプレート部分を膝側に乗せて行うのですが『スピンロック式の場合はシャフトがプレートから飛び出ているので、膝の上に置くのが難しい』んですよね。
パワーブロック式やダイヤル式はシャフトが飛び出ていないのでオンザニーが使用できます。オンザニーが使いづらいのはスピンロック式のだけの弱点です。
パワーブロック式アジャスタブルダンベル
パワーブロック式もとても『人気が高いアジャスタブルダンベル』になります。
筋トレYoutuberも稀にパワーブロック式アジャスタブルダンベルを使ってトレーニングしている方いますよね。
ウエイトが重なっており『専用のピンを入れることで、ウエイトを固定して重量を変化させられるという仕組み』になっています。
パワーブロック式アジャスタブルダンベルのメリット
パワーブロック式アジャスタブルダンベルのメリットは大きく分けて3つあります。
- ダイヤル式アジャスタブルダンベルよりも重量調整できる幅が広い
- その場で一瞬で重量を変えられる
- 保証期間が長い(10年保証~無期限保証とかもある)
ダイヤル式アジャスタブルダンベルの場合、重量調整は15段階~17段階ですが、パワーブロック式アジャスタブルダンベルは『25段階以上も重量変化可能』となっています。
重量を細かく調整できるため『小さな部位の筋肉から大きな部位の筋肉まで適切な重量でトレーニングしやすくなるのが良い』ですね。
重量をその場で変えられるのもスピンロック式やダイヤル式にはない大きなメリットです。
スピンロック式 | シャフトからネジを外してプレートを取り出し、新しいプレートをセットしてネジを締めなおす手間がある。 |
ダイヤル式 | 専用の台に乗せなければロックが外れず重量の変更ができない。 |
パワーブロック式 | ピンの抜き差しだけでその場で重量を変えることができる。 |
アジャスタブルダンベルの中では『最も素早く重量を変えられて、手間も少ない』といっても良いでしょう。
さらに保証期間がめちゃくちゃ長いのも大きなメリットです。
スピンロック式 | 殆どのものが保証がついていない |
ダイヤル式 | 3ヶ月~1年くらいが標準的な保証期間 |
パワーブロック式 | 10年~無期限保証の商品もあり |
『パワーブロック式は見た目以上に実は頑丈』で壊れたという話を僕は一度も聞いたことがありません。
10年~無期限までの保証ができるのもメーカー側が壊れにくさに自信があるからでしょう。
とは言っても『絶対に壊れないわけではないので長期間の保証があるのは大きな強み』ですよね。
パワーブロック式アジャスタブルダンベルのデメリット
パワーブロック式のデメリットは2つです。
- グリップが太い傾向にあり握るのが疲れる
- ダンベルとしての形が独特なので負荷のかかり方に特徴がある
パワーブロック式はスピンロック式やダイヤル式に比べるとグリップ部分が太い傾向にあります。
グリップ部分が太いと何が起きるのか…というと『高重量を扱ったときに握力がすぐに無くなる』ということですね。
またグリップ部分は中心に向かって太くなる形状なのでリストストラップなども巻きづらく対処が難しいです。
大体のダンベルはプレートが円い形をしていますが、パワーブロックは四角いんですよね。
その為、負荷のかかり方に特徴があり『いつも通りに効かせるのに最初は苦労する』ことがあります。
ただ数をこなせば効かせ方の問題は概ね解決できるので大きなデメリットとは言えないかもしれません。
ダイヤル式アジャスタブルダンベル
パワーブロック式の次に登場した『比較的新しいタイプのアジャスタブルダンベル』です。

僕も自宅で使用しているアジャスタブルダンベルです!
ダイヤル式アジャスタブルダンベルの強み
ダイヤル式を使っていてメリットに感じるのは以下の3つです。
- 使用感が通常のダンベルに近い
- kg表記なのが日本人にも分かりやすい
- プレートが散らからず狭い部屋でも場所を取りにくい
パワーブロックは四角いのとグリップが太いので通常のダンベルと使用感が違います。それに比べて『ダイヤル式アジャスタブルダンベルは通常のダンベルに形が似ているので使用感も通常のダンベルとほぼ同じ』です。
ただ横幅があるので完全に使い心地が一緒というわけではありません。
『パワーブロック式は多くがポンド表記なのに対し、ダイヤル式は本家ダイヤル式のBowflex以外は基本的にはkg表記』となっています。
僕はポンド表記には全然慣れていないのでkg表記は助かるなと感じました。
ダイヤル式はスピンロック式やパワーブロック式とは違い『専用の台でしか重量を変えられないため、必然的にプレートがバラバラに散らからない』のです。
また専用の台(収納用の台)が必ずついてくるのでコンパクトにまとまって、スピンロック式のプレートを買い揃えたりするよりは場所を取りません。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルのデメリット
ダイヤル式のデメリットは主に2つです。
- 雑に扱うことができない
- 専用の台に戻しづらいときがある
ダイヤル式アジャスタブルダンベルの『最大のデメリットは雑に扱うことができない』につきます。
基本的にはトレーニングしているとき鍛えている部位、限界まで追い込みますよね。そうすると疲れちゃって一刻も早くダンベル置きたい状態になっているはずです。
そんなときでも複雑な作りから『なるべく衝撃を与えないように丁寧に床に置かなきゃいけないと思うのは正直しんどい』と僕は思いました。
普通のダンベルであれば投げ起きとかしなければ大丈夫なので、それくらいの手軽さは欲しかったですね。
ダイヤル式の場合、動画のような専用の台に乗せなければ重量変更ができません。
見て分かると思う通り『プレートがぎっしりと並んでいるので、ちゃんと狙いを定めて台に置かないと引っかかってしまう』ことがあるのです。
特にFlexBellの場合は全く余裕なく綺麗にプレートが並んでいるので戻す場合にも一切のズレなく真上から台に戻す必要があります。
トレーニング後したあと『早く台に戻したいのに引っかかったりするのは若干ストレス』だと僕は使っていて思いました。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶポイント
ダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶときに意識して頂きたいポイントを紹介していきます。
- 故障したときの為に、保証付きのものを選ぶようにする
- 自分のトレーニングレベルにあった重量のものを選択する
- 重量が正しいのか確認をする
基本的には上記の3点に気を付ければ自分に合ったものを選ぶことができると思います。各項目解説していきますね。
故障したときのために保証付きの物を選ぶ
ダイヤル式の場合どうしてもつきまとってしまうのが「壊れてしまうかも感」です。
なので『安心して使うためにもなるべく保証付きのものを選ぶと良い』と思います。
『全てのダイヤル式アジャスタブルダンベルに保証があるわけではない』ので購入前に保証があるのか確認してみてください。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルはそんなに簡単に壊れない
ダイヤル式アジャスタブルダンベルは壊れやすそうに見えますが、実際にはそんなことはありません。
内部にはかなり分厚い金属プレートなどが使われていますし『トレーニング機器として十分実用に耐える』ように作られています。

実際僕が2年ほどMotions式アジャスタブルダンベル使っていますが今でも家に届いた時と変わりなく使えています!
自分のトレーニングレベルにあった重量のものを選択する
基本的にアジャスタブルダンベルは『初心者向けの20kgタイプ』『中級者以上向けの40kgタイプ』があります。
成長を見越して中級者以上向けの40kgタイプを購入したくなる気持ちもわかりますが『トレーニング初心者が40kgタイプを扱うのは少し難しい』ところがあります。

なぜかと言うと、40kgタイプは軽い重量の調整幅がとても極端で5→7→9→11→13→と変化していくからです!
肩など小さな部位の筋肉を鍛える場合『初心者だと5kgでも結構重たい』です。
もし8~12回頑張れたとしても、それ以上重量を下げることができないのです。
逆に20kgの初心者向けのタイプであれば2.5→3.5→4.5→5.5→6.5~とかなり微調整が効きます。
これなら、初心者が小さな筋肉を鍛えるのにも扱いやすいです。
重量が正しいのか確認する
作りの関係上仕方がないところがあるようなのですが、ダイヤル式アジャスタブルダンベルには『商品説明と重量が少し違うもの』があります。
BowflexとFlexBell以外は大体8%くらい重量がいますのでご注意ください。
これは『ポンド表記を無理やりkgに直して書いているから重量の誤差がある』そうです。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルとダンベル種目の相性
僧帽筋 | シュラッグ | ◎ |
三角筋 | ショルダープレス | △ |
フロントレイズ | 〇 | |
サイドレイズ | ◎ | |
リアレイズ | ◎ | |
大胸筋 | ダンベルプレス | △ |
ダンベルフライ | ◎ | |
インクラインダンベルプレス | △ | |
インクラインダンベルフライ | ◎ | |
デクラインプレス | △ | |
デクラインフライ | ◎ | |
二頭筋 | アームカール | ◎ |
インクラインアームカール | 〇 | |
ハンマーカール | 〇 | |
インクラインハンマーカール | ◎ | |
三頭筋 | ワンハンドフレンチプレス | △ |
トライセプスキックバック | 〇 | |
トライセプスエクステンション | △ | |
背中 | ワンハンドローイング | ◎ |
インクラインリバースフライ | ◎ | |
デッドリフト | ◎ | |
チンニング(ダンベルをリュックに入れて) | ◎ | |
腹筋 | ダンベルを抱えて腹筋 | ◎ |
ダンベルを足に挟んで持ち上げる(下腹部) | ◎ | |
サイドベント | ◎ | |
お尻 | ルーマニアンデッドリフト | ◎ |
下半身全般 | スクワット | ◎ |
ダイヤル式アジャスタブルダンベルは重量を下げても骨組みが残ってしまうため横幅が常に大きいです。
その為、ダンベル同士を横に持って接近させる動き(ダンベルプレスなど)が全般的に難しい傾向にあります。
『FlexBell』は重量を下げると横幅も縮まるのでダンベルプレスなどもやりやすいです。
おすすめダイヤル式アジャスタブルダンベルの比較
名前 | 保証 | 重量 | 重量誤差 |
Motions | 3ヶ月~1年 | 24kgと40kg | 8% |
Bowflex | 無し | 24kgと41kg | 無し |
MRG | 1年 | 24kgと40kg | 8% |
名前 | 保証 | 重量 | 重量誤差 |
ワイルドフィット | 1週間 | 24kgと40kg | 8% |
FlexBell | 1年 | 20kgと32kg | 無し |
RANKER | 3ヶ月 | 24kgと40kg | 8% |
名前 | 保証 | 重量 | 重量誤差 |
MONOVO | なし | 24kgと40kg | 8% |
FlexBellを除くBowflex以外のアジャスタブルダンベルは全て『BowflexのOEM品』です。商品自体に大きな差はないので『値段や保証などで好みのものを選べば大丈夫』
A社の商品をB社が買い取りアレンジを加えてB社の商品として売り出すこと。A社は消費者とB社の両方に商品を売ることができますし、B社は開発費や製造費をかけずに自社ブランドの商品として商品を売ることができる。A社にもB社にもメリットが大きいビジネス。

商品価格も調べて載せていますがダイヤル式アジャスタブルダンベル結構変動が大きいので購入の前にご自身でも一応確認お願いします!
1位:Motions式アジャスタブルダンベル(完売しちゃった模様)
- 値段はダイヤル式アジャスタブルダンベルの中でもかなり良心的価格
- 1年間の保証期間あり(楽天市場で購入の場合はレビューすれば)
- 販売メーカーが明確に分かる
上記の理由から『ダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶのであればMotionsを選んでおけば間違いない』です。

僕自身もMotions式アジャスタブルダンベルを購入しました!
Motions式以外にも様々な会社がダイヤル式アジャスタブルダンベルを発売していますが会社の所在地が謎だったり不安要素も多いんですよね。
その点『Motions式の場合は販売メーカー情報がしっかり公開されている』し、『万が一のときは直接やり取りができるのが正々堂々としていて良い』と思いました。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶ場合にはMotions式が一番良いと思います。悪い評判も全く聞かないですしね。
Motions式アジャスタブルダンベルどうやら完売してしまったみたいです。公式の販売ページも削除されていました。
2位:MRGアジャスタブルダンベル
- 基本的スペックはMotions式などと一緒
- セットでついてくるグローブがカッコいい
- 値段がかなり良心的で保証期間も長い
- 販売している会社はどこか分からない
MRGアジャスタブルダンベルは2017年末頃に発売されたダンベルです。『基本的なスペックはMotions式と同じ』です。
MRGアジャスタブルダンベルは値段もかなり良心的で保証期間も長い
優れたポイントは『値段がかなり良心的でありながら保証期間も長い』というところです。
大体のダイヤル式アジャスタブルダンベルは25,000円~30,000円くらいしますが、MRGは16,800円(税込み)です。
めちゃくちゃ値段が安いんですよね。しかもその上『保証期間も楽天で購入すれば1年』あるので安心です。
2020年12月17日に値段を確認してみたら値段が上がっていました。16,800円→25,800円
MRGアジャスタブルダンベルにセットでついてくるグローブがカッコいい

大体のダイヤル式アジャスタブルダンベルには専用グローブが付いてくるのですが『個人的にはMRGが一番カッコいい』と思いました。
うちには今Motions式とFlexBellがあるのですが、このグローブのためにMRG買っても良いかなと思ったほどです。笑
MRGアジャスタブルダンベルを発売しているメーカーはどこか分からない
ダイヤル式アジャスタブルダンベルを発売している会社全般に言えることなんですが、発売しているメーカーの所在が分からないことが多いんですよね。
MRGも同様で『大阪にMRGっぽい会社を見つけることができたのですが商品に関する質問を送ったら販売元に問い合わせてくださいと返事』を頂いてしまいました。
楽天の販売ショップ経由でちゃんと保証は受けられると思いますが『問題が発生したときに直接メーカーに言えない』というところだけは注意が必要かと思います。
MRGアジャスタブルダンベルの調整可能重量
24kgタイプ | 2.5→3.5→4.5→5.5→6.5→8→9→10→11.5→13.5→16→18→20.5→22.5→24kg(計15段階) |
40kgタイプ | 5→7→9→11→13→15→18→20→22→25→27→29→32→34→36→38→40kg(計17段階) |
MRGアジャスタブルダンベルの口コミ評判
Bowflex同様にTwitterやInstagramでの口コミなどは見つけられませんでした。Amazonから口コミを引用させて頂きます。
- 重さの可変が手軽にできるので色々なものを買わなくてすむ
- ゴムっぽい素材なので重りで床を傷つけずにすむ
- 普通に使いやすいし問題もない
不満なコメントはなく満足している声が多い印象を受けました。
2019年12月31日現在はAmazonではMRGアジャスタブルダンベルは取り扱っていないようです。2020年12月17日現在も取り扱っていないようです。
MRGアジャスタブルダンベルの値段
24kgタイプ | 40kgタイプ | |
楽天 | 24,800円(税込み) | 40,800円(税込み) |
3位:FlexBell(フレックスベル)
- デザイン性が高いのでSNSを中心に人気があるらしい(?)
- 使用感が最もダンベルに近い
- 重量を下げると横幅もコンパクトになるのでプレス系の筋トレで圧倒的な取り回しの良さがある
- 重量調節が極端でカバーしている重量幅が少ない
- サムレスグリップで握れない
僕もFlexBell持っています。見た目がカッコいいっていう単純な理由で買ってしまいました。『癖はめちゃくちゃ凄い』ですが気に入ってはいます。

Motions式の弱点をFlexBellがカバーできるので使い分けできると宅トレの幅が広がります!
Youtubeやブログなどでは超凄い筋トレグッズみたいに紹介されていますが、僕は1番には絶対おすすめしないです。
FlexBellを1番にはおすすめしない理由
FlexBellの冒頭でも書いたのですが「FlexBellは癖が凄く使いにくい部分も多い」です。
値段もかなり高いですし『用途が分かった上で手に入れて欲しい』ので何が癖凄いのか包み隠さず書いていきますね。

まず一番に僕が気になっているのが『サムレスグリップで握れない』ってことです。
親指を下側にして握る方法ではなく画像のように親指を上にしてグリップを握る方法。
『グリップの横幅が狭いのでサムレスグリップで握ろうとすると親指が横に当たって痛い』んですよね。
僕はサムレスグリップを多用するので、サムレスグリップが使えないというのは凄く不便で残念だと思いました。

写真みて頂けたら一目瞭然だと思うのですが、グリップが結構太いんですよね。
だから『高重量を扱おうとすると握力がまず辛くて仕方がありません。その上、金属丸出しのグリップなので手汗でめちゃくちゃ滑る』んですよ。
特にダンベルプレスしているときが悪い意味でキツくて、毎回左手がすぐに疲労を起こして握り切れなくなってしまいます。
FlexBellをメインに利用するのであれば『滑り止め効果の高いトレーニンググローブの用意などが必要』かと思います。
FlexBellは他のダイヤル式アジャスタブルダンベルにない強力な強みもある
グリップ部分に癖はありますがFlexBellには『FlexBellだからこその強力な強み』もあります。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルは基本的には重量を下げても骨組みは残ってしまいます。でもFlexBellは骨組みが残りません。

重量を下げれば横幅がコンパクトになることから通常のダイヤル式アジャスタブルダンベルよりも圧倒的に取り回しが良いですし『プレス系には一番適正が高い』です。
いつもダンベルではプレス系の筋トレばかりやっているという方はMoitons式などを選ぶよりもFlexBellを選んだ方が用途に合っていると思います。
FlexBellとMotions式の使い分け(僕の場合) | |
ダンベルプレス | Flexbell |
インクラインプレス | FlexBell |
デクラインプレス | FlexBell |
アームカール | Motions式 |
ハンマーカール | FlexBell |
インクラインカール | FlexBell |
フレンチプレス | FlexBell |
フロントレイズ | Motions式 |
サイドレイズ | Motions式 |
サイドベント | Motions式 |
デッドリフト | Motions式 |
スクワット | Motions式 |
サムレスグリップが使いたい+プレス系ではない場合はMotions式を利用して、プレス系では基本的にFlexBellを使用するという感じに使い分けています。
FlexBellもMotions式も持っているので使いやすいほうで使い分けているだけであって『片方しか持ってなくても十分筋トレは可能』です。
FlexBellの調整可能重量
20kgタイプ | 2→4→8→12→16→20kg(計6段階) |
32kgタイプ | 2→4→8→12→16→20→24→28→32kg(計9段階) |
他のダイヤル式アジャスタブルダンベルは重量変化を15段階~17段階できますが、FlexBellは6段階~9段階までとなります。重量的なコスパには優れていません。
一応2kg刻みに重量を変更する方法があるので紹介しておきますね!(メーカーは推奨していない方法なのでご注意ください!)
FlexBellの口コミ評判
FlexBell(フレックスベル)アジャスタブルダンベルの値段
20kgタイプ | 32kgタイプ | |
Amazon | 48,800円(税込み) | 65,800円(税込み) |
楽天 | 48,000円(税込み) | 51,800円(税込み) |
一度品切れを起こすと『再入荷まで時間が結構かかる場合があるみたい』です。欲しいと思ったときに在庫があったらお早めに!
4位:Bowflexアジャスタブルダンベル(完売しちゃった模様)
- ダイヤル式アジャスタブルダンベルの始祖的な存在
- 重量の調節幅が他のダイヤル式アジャスタブルダンベルよりも広い
- 値段は他のダイヤル式アジャスタブルダンベルよりも2~3倍くらいする
本家ダイヤル式アジャスタブルダンベルです『FlexBellを除くBowflex以外のダイヤル式アジャスタブルダンベルはBowflexのOEM品』です。
Bowflexの大きな特徴は『他のダイヤル式アジャスタブルダンベルよりも調整できる重量の幅が広い』ということですね。
Bowflexとその他の重量調節の幅(24kgタイプの場合) | |
Bowflex | 2kg~24kg |
その他OEM品 | 2.5kg~24kg |
FlexBell | 2kg~20kg |
Bowflexとその他の重量調節の幅(高重量タイプの場合) | |
Bowflex | 4kg~41kg |
その他OEM品 | 5kg~40kg |
FlexBell | 2kg~32kg |
軽い重量まで調整できるということは、それだけ『小さな筋肉までしっかり追い込みができる』ということになります。
重量調節の広さに関しては『ダイヤル式アジャスタブルダンベルで一番優れている』と言っても良いでしょう。
楽天でもAmazonでも商品ページを見つけることができませんでした。完売しちゃったみたいです。
5位:RANKERアジャスタブルダンベル(完売しちゃった模様)

- セットでついてくるアイテムがリストストラップ
RANKERのアジャスタブルダンベルは2018年4月に発売されたアジャスタブルダンベルです。『ダイヤル式アジャスタブルダンベルの中ではまだ新しい方』です。
かつては最安値を付けたダイヤル式アジャスタブルダンベルなのですが、小さな値上がりを繰り返して今ではこれといった特徴は無くなってしまいました。
ただ『大体のOEM品のダイヤル式アジャスタブルダンベルがグローブをセットとしている中、RANKERだけはリストストラップをセット』としています。
楽天でもAmazonでも商品ページを見つけることができませんでした。完売しちゃったみたいです。
6位:ワイルドフィットアジャスタブルダンベル
- 筋トレグッズ専門店のアジャスタブルダンベル
- Moitons式などよりも早くに登場し人気があった
- 現状はちょっと特徴が薄い商品となってしまっている
登場当初は『Bowflexのアジャスタブルダンベルより圧倒的に安くアジャスタブルダンベルが買えるということで画期的』な商品でした。
今は他のメーカーがワイルドフィットよりも良心的な値段で尚且つ保証までつけてきているので『特徴がない状態』となってしまっています。
ワイルドフィットアジャスタブルダンベルの調整可能重量
24kgタイプ | 2.5→3.5→4.5→5.5→6.5→8→9→10→11.5→13.5→16→18→20.5→22.5→24kg(計15段階) |
40kgタイプ | 5→7→9→11→13→15→18→20→22→25→27→29→32→34→36→38→40kg(計17段階) |
ワイルドフィットアジャスタブルダンベルの口コミ評判
Twitterのサーチ機能を利用してみましたが悪い口コミは見当たりませんでした。
ワイルドフィットアジャスタブルダンベルの値段
24kgタイプ | 40kgタイプ | |
楽天 | 在庫切れ | 48,000円(税込み) |
以前は楽天でもAmazonでも販売されていましたが、品薄の様で『現在は楽天のみ』となっています。
7位:MONOVOダンベル(完売しちゃった模様?)

- 2020年1月11年現在最新のダイヤル式アジャスタブルダンベル
- 販売メーカーの所在地が分かる
MONOVOダンベルは2020年に発売された最新のアジャスタブルダンベルです。Motions式に引き続き『メーカー所在地』がハッキリしています。
新しいダンベルなので何か他に負けない特徴があるのかなと思ったのですが…『保証もなければ商品価格もめちゃくちゃ高くて何を褒めたらいいのか分かりません』でした。
楽天でもAmazonでも商品ページを見つけることができませんでした。完売しちゃったみたいです。(あの凄く高い値段で売れたのでしょうか…?)
ダイヤル式アジャスタブルダンベルの最安値比較
最後に『ダイヤル式アジャスタブルダンベルの最安値段比較』を行わせていただきます。全て税込み価格での比較となっています。
24kgタイプ同士での最安値比較
24kgタイプ同士の最安値比較 | |
Motions式 | 在庫切れ |
MRG | 24,800円(楽天) |
FlexBell(20kg) | 48,000円(楽天) |
Bowflex(片手のみ) | 在庫切れ |
ワイルドフィット | 在庫切れ |
RANKER | 在庫切れ |
MONOVO | 在庫切れ |
もう殆どのアジャスタブルダンベルが売り切れていてMRGかフレックスベルしか選ぶことができないですね…。
40kgタイプ同士での最安値比較
40kgタイプ同士の最安値比較 | |
Motions式 | 在庫切れ |
MRG | 40,800円(楽天) |
FlexBell(32kg) | 51,800円(楽天) |
Bowflex(片手のみ) | 在庫切れ |
ワイルドフィット | 48,000円(楽天) |
RANKER | 在庫切れ |
MONOVO | 在庫切れ |
40kg同士で比較してもやはり在庫切れが多すぎて選べるほどはないですね。MRGかフレックスベルの2択となりそうです。
アジャスタブルダンベルを買うことはお得なのか?
僕がなぜアジャスタブルダンベルの購入を考えたのかというと『自宅でトレーニングしたほうがメリットが沢山あるし安いと思った』からです。
ジム通いは費用が高い!
トレーニングジムの月会費は現在だと8,000円くらいが平均的なラインになっています。『1年で計算すると96,000円も支払っている』ということになります。

計算してみると、ジムの月会費ってとても高いですよね…
ダイヤル式アジャスタブルダンベルなら、大体30,000円代で購入することができますし『1年も使えばジム通いするよりも66,000円分もお得』になります。
66,000円も浮けばプチ旅行にも行けますし美味しいものも食べれるので、僕は宅トレに移った方が良いかなと思いました。
普段ジムにいってもダンベル種目ばかりだったり、やろうと思えば『ダンベルonlyでも大丈夫って場合は、アジャスタブルダンベルで宅トレが圧倒的にお得』だと思います。
精神的にもお得だとおもう!
ジムに行くには『移動時間もかかりますし、ジムに到着しても器具の空き待ち』があったりしますよね。

僕の場合はジムまで車で30分、到着しても使いたい器具が埋まってて30分以上も待っているなんてことも珍しくありません…。
自分の家でトレーニングできれば『好きな時に好きなようにトレーニングができますし凄く精神的にもお得』ですよね。
変に回りを意識する必要もないので様々なトレーニングを試してより利くフォームを追求できるのもメリットかと思います。
人気アジャスタブルダンベルの比較まとめ
コロナの影響で宅トレ器具がかなり売れたみたいで在庫切れが凄く目立つ状態になってしまいましたね…。MRGかフレックスベルの2択となってしまいそうです。
『MRGもフレックスベルもいつ在庫無くなるか分からないので、アジャスタブルダンベル欲しいって方はなるべく早く購入した方が良いかも』しれません。
以上で本記事を終わりとさせて頂きますね。最後まで読んでくださりありがとうございました。